Qt ビルドする(GPL版)
リリースDLLのPDBが欲しかったのでビルドする
ここを見れば大体わかる
https://doc.qt.io/qt-5.6/windows-building.html
わしの環境
- Windows10やで
- Visual Studio 2015をインストールしているものとする
- とりあえず Qt5.10.1
Qtダウンロード
- QtのホームページからOpen Source版のインストーラをダウンロードして実行
- NextとかSkipを適当に押して進めていくとリポジトリのフェッチが始まる
- インストール先選択後はインストールするコンポーネントを選択する
自分のビルドしたいバージョンのSources以外のチェックは全部はずした
- ライセンス条項に同意するとダウンロード&インストールが始まる
めっちゃ時間かかるで
ビルド
- 例によってvcのパスを通しておく
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\vcvarsall.bat" amd64
ソースコードのルートディレクトリに移動してconfigureを実行する
ここでもライセンスの同意をもとめられたりする
ちなみに help オプションを付ければ指定できるオプション一覧が表示されるconfigure -release -force-debug-info -nomake examples -opensource
DirectX関係で怒られた場合はWindowsSDKのパスも通すconfigure -help
set PATH=%PATH%;C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\10.0.15063.0\x64
nmakeを実行する(そして永久に終わらないビルドが始まる)
nmake
Src\qtbase\lib以下にdllやらpdbやらができるので、これを使ってPySideのwheelを作成しておけば、Qt内部でエラーが起こったときもシンボルを読み込んである程度追うことができる。良かった良かった。