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Programmers Live in Vain

なんだかんだ 10ヵ月間使っている Insta360 GO 簡易レビュー

購入後すぐレビューした記事はこちら dungeonneko.hatenablog.com

このカメラで最近撮影した映像↓

良いところ

お出かけ先で気軽に身に付けて撮影できる

これがほぼ全てなのですが、とにかく荷物が少ないです。

充電ケースをベルトやリュックに付けて、カメラ本体は服に着けていることが多いです。

後述しますが、撮影と言っても狙ったものが撮れるわけじゃないです。

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単三電池は大きさ比較用

スマホだけで動画編集してエクスポートできる

公式アプリの動画編集がまぁまぁ良くできています。

音楽をつけて、タイミングに合わせてカット編集するくらいなら十分です。というか、面倒なのでそれくらいしかやりません。

そのままエクスポートして、Google DriveにアップしたりLINEで送ったりします。

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意外と充実している編集機能

画質はそんなに悪くない

広角レンズで撮影解像度は3040x3040pxで、エクスポート後に幅2560pxになります。手振れと角度の補正分余計に撮っているのだと思います。

PC全画面で見るとさすがに他のカメラとの差が気になってしまいますが、スマホの小さい画面で見たりする分には全く気になりません。

手振れ補正もソフトウェア的に処理しているような気がしますが、とても優秀です。

カメラを意識されずに自然な映像が撮れる

私の友人知人家族は、みんなカメラを向けた瞬間に笑顔が引きつったり、求めていない演技を始めたりするので助かっています。

エチケットとして、人が多い場所やお店の中では身に付けないようにしていますが、そもそもこのカメラ「自分が何をしているか」のほうが大事で「何か」を撮っても面白い映像にならないと、個人的には思います。

良くないところ

広角すぎるので撮影範囲をコントロールできない

自分が何を撮っているのか、ほぼ制御不能です。

服に着けて撮影している場合は特にそうです。

たとえば「胸のあたりにカメラを着けて、料理を食べているところを撮ろうと思ったら、料理は画面の端っこに映っていた」というような事がよくあります。

「自分の体が向いているほう」くらいでしか合わせられません。

「ちょっとアップにしよっかな~」とか考えて手で持つと、指が映り込んで使えない映像が撮れたりします。

その場で自撮り棒とかに付け替えるくらいなら、スマホで撮ったほうが良いですし。

スマホケースつけたままデータ転送できない

購入後のレビューにも書きましたが、カメラの充電ケースは完全に設計ミスです。

dungeonneko.hatenablog.com

基本的には一日服につけたまま動画ちょいちょい撮って、家に帰ってからスマホケースを外して動画転送…的な流れでやってます。

なので、一日が終わるまでどんな映像が撮れてるかは、まったくわかりません。その場でリテイクとか凝ったことをできるカメラではないです。

保護ケース等を買わないと使いづらい

公式の付属品が全体的にクソです。

本体も脆く、広角レンズも飛び出てるので、ケチらないでサードパーティの保護ケースも一緒に買ったほうが良いです。

購入後のレビューも参考にしてください(しつこい)。

dungeonneko.hatenablog.com

まとめ

Insta360 GO は何を与えてくれたのか。

それは、現実世界での一人称視点共有体験だと思います。

自分が何かをしているとき、スマホをポケットから取り出して、カメラを起動して、ボタンを押して、手で持って撮影する?そんなことはできない。

日常の中で、アクションカメラを身に付けてウロウロ?それもできない。

「でも今、私はこんなに楽しい体験をしてるんだ!みんなにも知ってほしい!」

Insta360 GOはそういう希望を叶えてくれるデバイスでした。

まだまだ、完璧には程遠いですが。

休日出掛けたくなる。新しい事を試したくなる。他人に共有したくなる。 というのが Insta360 GO の本当の魅力じゃないでしょうか。

そういえば、ウェアラブルの塚本教授って最近テレビで見ないなぁ。

現時点での結論:興味があったら買って、いらなくなったら売ればいいじゃない

★★★★☆